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更新日:2024年10月10日

浜松ファンになるために【まつり盛り上げ隊】

質問

私たち、「まつり盛り上げ隊」から質問をします。

私たちが暮らす浜松市は人口減少が進んでいて、このままでは地域の活力を保ち続けられないと考えます。一方、浜松市は豊かな自然があり、産業も発展している地域でありますが、そのさまざまな魅力があまり多くの人に知られていないと思います。そこで、まちをもっと元気にするために、市民が浜松に誇りを持てたり、市外の人に浜松のファンになってもらったりする必要があると感じ、その取り組みについて3つの視点で考えました。

1つ目に、今の浜松まつりでは、法被の購入に費用がかかったり、凧あげ体験ができなかったり、初めての人や市外から観光に来た人が、浜松まつりに参加しにくいと考えました。伝統あるまつりを後世に伝え、誇りと愛着を育むため、また、市外から観光に来た人の満足度を上げるため、市内外の人が気軽に浜松まつりを体験できるようにするのはいかがでしょうか。

2つ目に、浜松市では数多くの映画やドラマ作品の撮影が行われており、撮影された作品を通じて、浜松の知名度が上がり、私たちの浜松への愛着も強まり、観光客の増加も見込めると思います。一方で、ロケ地となっていることの認知度が市内外を問わず低く、強みを活かしきれていないと感じています。そこで、市公式のSNSアカウントの目的とは異なるエンタメ発信に特化したアカウントを、若者に人気のSNSで作ってみてはいかがでしょうか。

3つ目に、2023年総務省の家計調査において、浜松市は餃子購入額で1位を獲得しましたが、餃子を目的に浜松観光に来る人はまだまだ少なく、観光資源としてのポテンシャルを感じます。そこで、浜松餃子をもっと広くPRするため、浜松餃子No.1を決めるイベントを開催し、浜松餃子の魅力を市内外に伝えていきたいと考えました。イベントでは、餃子1つから購入できるようにして、いろいろなお店の餃子を食べ比べることで、お気に入りのお店を見つけたり、スタンプラリーを開催したりして、浜松やお店に何度も足を運んでくれるファンになってもらいたいです。

そこで、私たちのグループからは、次の3点を質問させていただきます。

 (1)市内外の方が、気軽に浜松まつりを体験できるように、法被を貸し出し、祭り当日に凧あげ会場で実際に体験を行うのはいかがでしょうか。

 (2)InstagramやTikTokなど、SNSで新しいアカウントを作成して、浜松が数多くの作品のロケ地となっていることを発信してみてはいかがでしょうか。

 (3)浜松餃子をPRするために、浜松餃子No.1を決める「餃子フェス」を開催してみてはいかがでしょうか。

以上、3点についてご答弁をお願いします。

まつり盛り上げ隊

答弁 中野祐介市長

「まつり盛り上げ隊」の皆さまからのご質問の1点目、浜松まつりへのご提案についてお答えします。

毎年5月のゴールデンウィークに開催しております浜松まつりは、450年以上前から受け継がれてきた伝統ある市民のお祭りであり、浜松市を代表する最大のイベントとなっています。5年ぶりの完全開催となりました今年の浜松まつりは、3日間で約245万人の人出となりまして、市内外の皆さまに、浜松市の魅力を発信する絶好の機会となったと考えています。ご提案のありました、観光客の皆さんが、まつりを見るだけでなく実際に参加体験をすることにつきましては、ご来訪いただいた皆さんの満足度を上げる大変重要な取り組みであると考えています。

現在、凧あげ会場での凧あげは、落ちてくる凧によって怪我の危険もありますので、観光客の皆さんの体験は実施していませんが、気軽に参加できる体験事業ということでは、浜松まつり凧あげ保存会の皆さんのご協力をいただきまして、凧あげ会場近くの芝生広場で凧あげ体験を実施しているところです。また、同じ場所で浜松観光ボランティアガイドの会の皆さんには、法被を着て写真を撮れるフォトスポットを設置しておりまして、まずは、まつりの魅力に触れていただく取り組みを進めているところです。

今後は、浜松市内のホテルなどに泊まっていらっしゃる方々が、夜に街中で行います御殿屋台の引き回しですとか練りに法被を着て参加できる、そういった体験プログラムを企画するなど、浜松まつりに対する多くの皆さんのさらなる満足度向上に向けて、関係団体の方々とともに取り組んでまいります。なお、今回ご提案いただいた皆さんも、浜松まつりの伝統や文化を十分認識をしていただきまして、ぜひ、今後もまつり盛り上げ隊として浜松まつりを積極的に盛り上げていただくよう、期待をしております。

答弁 齊田観光・ブランド振興担当部長

「まつり盛り上げ隊」の皆さんからのご質問の2点目、SNSを活用したロケ地の情報発信のご提案についてお答えします。

観光シティプロモーション課フィルムコミッショングループは、浜松フィルムコミッションとして、浜松市で行われる映画やドラマなどの撮影を支援するとともに、その作品を活用したプロモーションを行っております。フィルムコミッションの業務は多岐にわたりますが、作品の作り手が求めるロケーション探しや、その場所を使用する際の、関係者との調整などの撮影支援に特に力を入れております。

また、作品を活用したプロモーションについては、俳優の鈴木亮平さんが主演したNetflix映画『シティハンター』のロケが市内で行われたこと、浜松浜名湖がモデル地として登場する「ゆるキャン△」のデザインを施した天竜浜名湖鉄道のラッピング列車などの情報を、本市のホームページやSNSで発信しております。

今後も、本市がロケ地やモデル地となったアニメや映画、ドラマなどを活用したプロモーションを積極的に行い、本市の知名度とブランド認知の向上、聖地巡礼を目的とした観光客の増加などにより、地域の活性化を図ってまいります。

次に3点目、餃子フェス開催に関するご提案についてお答えをいたします。

餃子愛好家の市民で結成する浜松餃子学会の活動などが実を結び、2011年、総務省家計調査餃子年間支出金額において、浜松市は初の日本一となりました。それ以来、全国ネットの情報番組などで浜松餃子が取り上げられることが多くなりまして、市内有名餃子店が多くのお客さんでにぎわっている光景を目にすることが増えております。

さて、餃子フェスに関しましては、浜松餃子学会が2010年に初回となる「浜松餃子まつり2010」を開催するとともに、G1餃子王決定戦を併せて開催し、グランプリを決定いたしました。2019年度まで開催を続けていた浜松餃子まつりは、コロナを機に現在まで開催を見合わせていますが、浜松餃子学会によりますと、時期は未定としながらも、開催に向けた準備を進めていると聞いております。

先に申し上げた総務省家計調査餃子年間支出金額における今年の状況は、6月末現在までで浜松市が第1位となっておりますが、ライバル市であります宮崎市、宇都宮市さんが迫ってきている状況でございます。今年も、ぜひ第1位を獲得し、餃子を通じて浜松の名前を全国にとどろかせることができるよう、まつり盛り上げ隊の皆さんも、ご家族やご友人など周囲の方々を巻き込んで、たくさんの餃子を食べていただくなどのご協力を、ぜひお願いいたします。

感想

私たちの質問に答えてくださり、ありがとうございました。私はご答弁を聞き、新型コロナウイルスの影響がようやく緩和され、観光業が改めて盛んになってきていると感じます。そこで、浜松市は新型コロナウイルス前と比べ、現状維持ではなく、新たな取り組みを行い、浜松をより良くしようとしているように感じました。特に、浜松まつりでは、観光客の方々に満足感を得てもらうために、新たな行事を行っていることに、とても素晴らしいと感じました。

以上で、「まつり盛り上げ隊」の質問を終わります。ありがとうございました。

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浜松市役所市長公室広聴広報課

〒430-8652 浜松市中央区元城町103-2

電話番号:053-457-2021

ファクス番号:053-457-2028

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