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移住者・住民VOICE
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更新日:2024年2月29日
和菓子職人
東京で開催されていたお菓子の催事で出会った和菓子がとてもおいしくて、その製造元である浜松の会社に興味を持ったのがきっかけです。当時、私は製菓の専門学校に通っていて、将来は和菓子に携わる仕事がしたいなと思っていました。
まずは、その会社の東京の店舗でアルバイトとして働かせてもらい、その後、正社員として採用されました。働いてみると、販売している商品のほとんどが浜松で作られていたため、和菓子に使用するあんこなどがどのように作られているのか、実際に見て自分でも作ってみたいと思うようになり、会社に希望を伝えて、浜松へ移住し、働くことを決めました。
移住するにあたって、東京のふるさと回帰支援センターで開催されていた浜松市の移住相談会に申し込んだり、移住コーディネーターに相談したりしました。移住・就業支援金という支援制度があったことも、後押しになりました。
移住を検討し始めた頃、何日か浜松の店舗にお手伝いに行く機会があり、その時に初めて訪れました。特に親戚や、知り合いがいたわけではなく、浜松のことを全く知りませんでしたが、訪れてみて意外と都市機能が充実しているなと感じました。
天気がいい日が多いし、風は強いけど洗濯物がよく乾くし、東京と比べて家賃も安く、暮らしやすいです。それから、食べ物が本当においしいです。浜松はスーパーで普段売っている魚や肉、お茶、野菜などがおいしいと思います。移住してから、冷蔵庫を大きなものに買い替えました(笑)。
車などのドライバーが歩行者にとても優しいことです。横断歩道や、交差点で待っていると止まってくれる人が多いことに驚きました。大阪や東京で暮らしてきたので、特にそう感じるのかもしれませんが、浜松の人は時間や気持ちに余裕を持って暮らせているのだなと思います。
いつかは自分のお店を持ちたいです。職場では、いろいろな作業をやらせてもらえるので、とても勉強になっています。毎日繰り返し同じ作業をして経験を積むことが大事だなと感じます。
プライベートでは、今の交友関係のほとんどが職場の人なので、これからはもっといろいろな人とつながりたいです。絵を描くことも好きなので、浜松でも、ものづくりに携わる人と知り合えたらうれしいです。